『耳ひっぱり』とは?

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耳ひっぱりとは、その名の通り、耳をひっぱることにより様々な体調の不良の改善が期待できるという、最近話題の健康法です。


提唱されている藤本靖氏は、東京大学で経済学・経営学を専攻し、卒業後に政府系国際金融機関にて実績を積んだ後、再び東京大学大学院に再入学。ヒトの脳と身体の関係について科学的に研究を行ってきたという人物。


耳ひっぱりをおこなうことで、頭部の骨の一つである蝶形骨(ちょうけいこつ)を刺激。そこからつながる横隔膜をほぐし、骨盤をゆるめることができるそうです。


日常生活の中で、さまざまな仕事をしていると溜まる「疲れ」は、神経が凝り固まり、目や肩、腰などが緊張し張ってしまう状態。そんな時に蝶形骨とダイレクトにつながる耳をひっぱることで、体の芯に直接作用し、神経や筋肉、さらには内蔵も硬直から解放され、身体全身がじんわりとほぐれるといいます。

 『耳ひっぱり』の方法と、効果

耳ひっぱりは、非常に簡単です。


両耳を親指と人差し指、または親指と中指でつまみます。そのとき、親指は耳の後ろ側を、人差し指(中指)は耳の穴に入れてはさむようにします。


目を閉じて、ゆっくりと顔の外側に向かってひっぱります。耳が頭蓋骨から数ミリ浮くようなイメージでひっぱります。


あまり強くひっぱりすぎないようにし、気持ちよく感じるくらいがベスト。少し上に向かってひっぱったり、耳たぶをひっぱったりすると、とても気持ちよく、顔の回りがぽかぽかと温まるのを感じると思います。


毎日寝る前に数分行うだけで、少しずつ体調に変化が見られるようです。


まず、最大の変化は、「疲れにくくなる」ことです。体の芯から作用し、骨盤や脊髄の緊張をほぐすので、体全体が緊張から解かれてリラックス状態になります。じんわりと身体が緩まります。


さらに、骨盤のゆがみからくる全身のこり、張りも改善すると言います。日常生活からくる肩こりや腰痛は、日々の緊張により蝶形骨が凝り固まり、その結果横隔膜が萎縮し、脊髄、骨盤とその回りの筋肉を硬直させるために引き起こされます。耳ひっぱりは、蝶形骨から脊髄を刺激し、骨盤、仙骨へと伝わります。そのため、身体の芯からほぐれるので、身体が伸びしなやかになるきっかけを作ることが出来るのだそうです。


非常に簡単な健康法です。是非お試しください。