光村図書4年『春のうた』詩の指導
光村図書4年『春のうた』詩の指導
国語の4年生の教科書(光村図書)に、「春のうた」という、草野心平作の一遍の詩があります。
春、3年生から進級した4年生の子どもたち。期待と不安を胸に、満開の桜と、あたたかな風を感じながら新しい生活が始まります。
国語の学習の一番はじめに設定されたこの詩。そんな進級したての子どもたちの姿にも重なる、とてもかわいらしい詩です。
2013年9月28日土曜日
歌は人間の営み
農耕民族は、辛い農作業を一日中続ける苦しみを少しでも和らげようと、歌を歌いながら仕事をしました。アフリカの民族は、雨を願って楽器を打ち鳴らしました。中世ヨーロッパでは、神様との対話として歌を歌いました。歌は人間の営みの一環として古くから歌われてきたのです。
詩を豊かに味わう、その中に「歌」で詩の世界をさらに膨らませてみてはいかがですか。
詩を味わう
詩は、一度読んだだけではその良さに気づくことができないことが多いです。何度もくり返し読むうちに、新しい発見をしたり、リズムのよさ、読む楽しさに気づいたりします。
そのうち、詩に節をつけたり、抑揚をつけたりしたくなります。朗読が踊りだし、歌が生まれます。歌には楽器の音が合わさり、より一層詩の世界を豊かに表現します。そんな風にして出来上がったのが、この曲です。